３軸構造の製作＿パネルバンセミトレーラー

難易度：★★

　シャーシの延長と同時に、３軸構造の製作も進めましょう。みなさんもご存知のようにベンツやボルボの後１軸車の足回りを参考に製作します。構造自体は簡単ですが、改造費用がかさむのが難ですね。それでも３軸を追い求める方は、是非ごらん下さい。パネルバンのみならず、全てのセミトレーラーでこの方法を採用可能ですよ。

ベンツやボルボの後１軸車のデフをセミトレーラーのホイールアクスルへと変更します。
これを３セット製作し、３軸構造にします。

３つ製作してみました。
リーフを６本も使うとても贅沢な構造になります。

この車軸が一番前軸。

次が真ん中の軸。

最後に一番後ろの軸です。
シャックル辺りが全て違うようになっているのですが、分かりますか？中軸を基本とすると、前軸はリーフの片側にリーフカラーがついています。後軸はシャックルの端部にＱ−５パーツとリーフカラーがついています。
全て違う構造をしているところが今回のミソです♪

いよいよ、取り付けです。
これが、新３軸構造です。もう少し、詳しく見ていきましょう。

軸部分のアップからどうぞ。
これだけ近づけば分かりますね。今回のミソは隣り合う車軸でシャックルを共有することだったんです。そうすることで、タイヤ間の隙間も自然な間隔にすることができます。
この構造にすると、中軸を増やすことで、好きな軸数にすることも可能ですよ。

タイヤを付けた真横からもどーぞ。
タイヤ間の間隔も、足回りのシャーシへの取り付け穴あけの位置を割り出したおかげで、いい具合になっています。

さらに、ひっくり返してみました。
しかし、６つもリーフサスを使うとサスが固めになりますね。ガチガチ仕様です。